学童保育の仕事って何?
どんな仕事をするの?
仕事のポイントを
7つに凝縮♡
今日は学童保育はどんな仕事?というテーマについてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えしいきます。
この記事を読むことで、学童保育で抑えておくべき仕事の大切なポイントが理解できるようになります。
そうなることで、仕事の基本を再確認し、新たな気持ちで仕事に励むことができるようになります。
これから
学童保育の仕事を知りたい‼
もう一度仕事のポイントを確認したい‼
という方にとって、有益な内容となっていますので、どうぞ最後までお付き合いください。
学童保育はどんな仕事?
学童保育はどんな仕事?のポイントを7つに絞りました。
学童保育の仕事は色々ます。
仕事いっぱい…
指導員は子どもたちが毎日楽しく学童保育に通えるように、あらゆる手を使い、思考錯誤を繰り返しながら保育をしています。
学童保育の仕事は誰でも簡単にできる仕事ではありません。
高い専門性と深い知識、確かな技術を必要とします。
なぜなら指導員の仕事は放課後の子どもに関わるプロとしての資質が問われるからです。
放課後の専門職…
関わりのプロ…
どれもこれもあれもそれも重要な内容となっています。
それでは1つ目です。
①豊かな放課後を守る仕事
子どもたちの豊かな放課後を守ることが指導員の仕事となります。
それは、学童保育に通う子どもたちが幸せに過ごすことができるように、指導員が支援することです。
学童保育指導員の正式名称は放課後児童支援員といいます。
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言葉のとおり、放課後の子どもたちの生活を支援する人のことです。
放課後は子どもたちにとって心と体が開放される自由な時間です。
その子たちが
たのしい
おちつく
ここが大好き
と思えるように、あらゆる方法を考えて支援していくことが、指導員の仕事となります。
一緒にあそんだり、子どもたちの心に寄り添ったりして、たのしい放課後を子どもたちと共に築き上げていきます。
そして、子どもたちが
たのしい
おちつく
ここが大好き
と感じることは、子どもたちの成長とつながっています。
子どもたちの健全育成は豊かな放課後が基盤となって成り立ちます。
なぜなら
①いやいや学童に通っている子ども…
②学童大好きと思って通っている子ども…
を比べてみるとわかります。
当然、②学童大好き…と楽しく学童保育に通えている子どもの方が、そこでのびのび過ごすことができているはずなので、健やかに育つ要素は多くなります。
健やかに育つ要素は
楽しいから生まれる
学童保育は子どもたちが健やかに成長するところです。
子どもたちが満足して通える学童保育所をつくり、子どもたちが健全に育つ環境を整える…それが指導員の仕事となってきます。
これぞ
放課後児童健全育成事業…
学童保育の仕事は、豊かな放課後と子どもたちの健全育成を保障することです。
続いて2つ目です。
②たのしい生活をつくる仕事
学童保育はたのしいところです。
楽しくなければ、学童保育ではありません。
NO,FUN
NO,GAKUDOU
その場所を子どもたちと一緒につくっていくことが大切な指導員の仕事となります。
ところで
子どもたちにとって、たのしいところってどんなところを想像しますか?
ディズニーランド…USJ…
ゲームセンター…遊園地…
いっぱい遊具がある公園…
とかを想像するかもしれません。
しかし、子どもにとってたのしいところとは、そんなテーマパークみたいなところだけではありません。
子どもたちは本来、自分たちが自ら
やりたい‼
と思う気持ちが実現できるところに、楽しさを見つけ出す性質があります。
たとえば、
- おやつの空き箱をテープで貼り合わせてロボットをつくる…
- なぞの棒を拾ってきて、それを削って、持ち歩く…
- 友だちを誘って逃走中(鬼ごっこ)のようなことをする…
のようなことです。
たのしそう…
自分たちで考えたことや思いついたあそびが実現できることが、「子どもにとって楽しいところ」となります。
だから、それは「やらされる」とか、「もてなされる」環境とは違います。
主役は子どもたち
子どもたちは指導員に楽しませてもらうのではなく、自ら楽しみを見つけられる生活をおくることが必要となってきます。
だから、いろいろな行事も学童保育の生活の中で催されますが、そこには子どもたちの
やりたい
おもしろそう
チャレンジしたい
という意思が含まれていたり、子どもたちが主役となる活動が含まれていることがポイントとなってきます。
そのように子どもたちが、自分たちで「やりたい」とおもったことができるような環境を整えたり、やる気を引き出すような関わりをすることが指導員の仕事となります。
ポイントは、子どもが主役の生活づくりです。
指導員は脇役となって、その子たちの生活をサポートします。
よっ
名脇役♡
たのしい学童保育づくりは子どもたちとの指導員の共同作業で構築されます。
そして3つ目は…
③安心安全を守る仕事
学童保育で一番大事にされなくてはならない内容は、安心安全です。
それは学童保育の意義となります。
指導員の仕事は子どもたちが安心に過ごせるようにサポートすることです。
家庭的な安心感
ただいま♬
と学童保育所に帰ってきた子どもたちが安心して心と体をリラックスさせることができるように
おかえり♬
と迎えてあげる。
それが指導員の仕事となります。
ここはあなたの居場所だよ♡
ここに帰ってきてゆっくり休めばいいんだよ♬
という思いで、指導員が子どもたちの気持ちを包み込むような関わりをすることが求められます。
なぜなら学童保育所は子どもたちにとって、家のようなところだからです。
指導員は、おかあさんやおとうさん、おじいちゃんやおばあちゃん、お兄さんやお姉さんのような、その子の家族のような存在となり、一人ひとりの子どもたちを安心感でいっぱいにしていけるように接します。
そんな関わりや、そんな存在になれるのが学童保育指導員です。
家庭のような
安心感…
そして安心に包まれた子どもたちは、学童保育所で安全に過ごすことが絶対条件となります。
安全づくり
安全とは、子どもたちが大きなケガや事故を起こしたり、巻き込まれたりしないように学童保育所で過ごすことです。
子どもたちが生活する上ですべてのケガを避けるころはできません。
コケます…
遊具から落ちます…
友だちとぶつかります…
子どもたちはその経験を通して、危険を予測する力や回避する能力を培うことができてきます。
小さなケガや失敗を経験することで、子どもたちは安全に過ごす方法を獲得します。
指導員の仕事は、ただ子どもたちの安全を見守ったり管理することではありません。
- ボディーガードみたいについてまわることはできません…
- 監視員のように双眼鏡で見て注意することで安全を守るわけではありません…
- 笛を鳴らして、警棒を指すような管理方法はとりません…
子どもたちと一緒にあそんだり関わることを通して、
子どもたち自らが
ここがあぶない
ここを気をつけよう
という危険回避能力を養うことができるようにサポートすることが指導員の仕事となります。
安心と安全は指導員と子どもたちとの関わりによって育まれます。
それがポイントの3つ目でした。
4つ目は
④あそぶことが仕事
学童保育指導員はあそぶことが仕事となっています。
なぜなら、あそぶことで子どもたちの安心安全の生活づくりが守られるからです。
そしてそれは豊かな放課後と子どもたちの健やかな成長を支援することと結びついています。
あそび最強‼
あそびは子どもたちにとって、スーパー栄養剤の役割があります。
子どもたちはあそぶことで諸能力を獲得できます。
そして、指導員が子どもたちと「あそぶ価値」はたくさんあります。
関係づくり
まず、指導員と子どもの関係づくりにおいて、あそびは最適です。
いっぱいあそぶことで指導員と子どもは信頼関係を育みます。
先生とあそぶと
たのしい♬
先生大好き♡
と子どもが感じることが関係を深めるきっかけとなります。
全力で一緒にあそんでくれる指導員に、子どもは信頼を寄せます。
子ども理解
指導員が子どもの性格や考えを理解する上でも一緒にあそぶことは効果的です。
一緒にあそぶことで真の子どもの姿が見えることに繋がります。
- 負けず嫌いなところあるなあ。
- やさしいところあるなあ。
- 丁寧だなあ。
- マイペースだなあ。
などのその子の特徴は全力で向き合い、共にあそぶことで出会える気づきとなります。
子どもとあそぶことで、子どものことを「よく知ること」ができます。
指導員は子どもとあそんで信頼関係を育みます。
それがあそぶことが指導員の仕事である理由となります。
あそびは安定剤
あそびの提案ができたり、子どもたちの生活にあそびの要素を取り入れることで子どもたちの状態は安定します。
ひまだー‼
といって部屋で走りまわる子に、
一緒にマンカラしよう
一緒に人生ゲームに入れてもらおう
などと声をかけたり、
グループをつくって
じゃんけん大会しよう
ジェスチャーゲーム大会しよう
とあそびを促すことで、勝利チームから好きなおやつを選べる工夫や、あそびという楽しみのスパイスを生活に加えることができます。
すると生活に安定感や充実感が生まれます。
このように
- あそびのきっかけや提案
- あそびのレパートリーを増量
- あそびの研究や追求
することも指導員の仕事となります。
そしてそれが子どもたちの生活の安定や安心、安全にまで結びついてきます。
学童保育の生活の軸はあそびです。
あそびが充実していたり、子どもたちも指導員もよくあそんでいる学童保育所は本当に安定しています。
あそびはスーパー栄養剤に留まらず、スーパー安定剤の役割も果たしているということです。
スーパー栄養剤
スーパー安定剤
あともう一点、抑えておきたいポイントがあります。
指導のバランス
子どもたちには本来「あそぶ力」が備わっています。
- ひまがあっても…
- ひまがなくても…
あそんでいる生き物が子どもです。
小学校の体育の授業中、みんな下むいて、砂で絵を描いたり、山をつくったりして、あそんでいましたよね。
先生が話をしているときでも、待ち時間でも、あそんでいました…
あそびは本来、自発的なものです。
その視点はとても重要です。
しかし、あそぶ力があっても、それをどう使っていいかわからないでいる子どもたちも多いのが事実です。
あそぶ力の
もちぐされ状態
そのままこれは、宝のもちぐされと同じです。
先生あそんでー
ひまー
おもしろいことやってー
という状態です。
あそぶ力があるのに…
もったいない…
そこで、きっかけや提案、子どもたちのやる気を引き出す関わりが指導員に求められます。
指導員の指導の部分「導き」が必要となってきます。
ポイントは「導き」です。
導きは「無理やり」とは異なります。
子どもたちの
おもしろそう
やってみたい
を引き出す関わりのことです。
整理すると
子どもたちにとって本来、あそびは自発的に行われるものです。
子どもたちが自らやりたいと思えるものが、あそびです。
しかし、子どもたちのあそびにはきっかけや導きが必要なときもあります。
必要なときも…
そこのバランスを指導員が担います。
あそぶこと、あそびを導くことは指導員の最も重要な仕事となります。
そして時に「あそびを見守るという関わり」も大切にします。
見守りも
関わりです♬
これが4つ目でした。
続いて5つ目は
⑤保護者を支える仕事
働く保護者を支援することが指導員の仕事となります。
保護者がお仕事をしている時間に子どもたちを預かり、保育することが私たちの仕事です。
放課後や夏休み等の学校休業日における子どもたちの安全や育ちの責任は指導員にかかります。
責任重大…
保護者の子育ての責任の一部分を指導員が担うことになります。
その時間に子どもたちをよく見て、よく関わることで指導員は働く保護者を支えることができます。
子どもたちが1日そこでどのように過ごしていたかを詳細に丁寧に保護者に伝えることで、指導員はその責任を果たします。
子どもを支援することが
保護者支援と結びつく。
ポイントは子どもとしっかりと関わり、子どもをよく見ることです。
そのことが子育て支援となるからです。
子育てパートナー
保護者からすると指導員は子育てパートナーです。
共に子どもたちの幸せを願う子育てパートナーとして指導員は存在しています。
幸せを願う
パートナー
保護者と指導員は、子どもたちの健やかな成長と豊かな学童保育の生活を願い、共に手を取り合いながら子育てをしています。
だから
ただの学童保育の利用者(保護者)と、ただの雇用者(指導員)という関係に留まらない絆を深めることで、子どもたちの幸せを守っていくことが指導員の仕事となってきます。
子育て支援の絆づくり…
つづいて⑥番目は
⑥環境を整える仕事
子どもたちが気持ちよく過ごすことができるように、環境を整えることは大切な仕事です。
子どもたちと関わる上で保育環境づくりは欠かせません。
なぜなら、人は環境に影響されるからです。
環境は大事…
- 安心安全な部屋のレイアウト
- 使いやすいモノの配置
- 整理整頓された保育室
明るく、さわやかな保育環境は子どもたちにも指導員にもよい影響を与えます。
うきうき♬
そのために私たちが行う業務は様々あります。
- 机やロッカーなどの備品の配置
- 遊具や教材の管理
- 運営に関する書類の整理
などは大切な仕事となります。
子どもたちが快適に学童保育所で過ごすことができるように、あらゆる環境面を整えることが求められます。
準備時間
子どもたちが学童保育所に帰ってくる前にしておくべき仕事です。
- 受け入れ準備、出欠確認
- 保育の打ち合わせ、情報共有、ミーティング
- 行事などの計画や報告
- おたよりの作成、連絡帳の記入
- 工作の準備、壁面の作成
- おやつの準備
- 片付け、清掃、感染対策
- 修理修繕、衛生管理
- お金の管理と運営、会計報告
指導員の準備における仕事内容は多岐にわたります。
準備いっぱい…
でも
準備は大事…
関係機関との連携
関係機関との連携も指導員の大切な仕事です。
学校や地域、保護者や運営先や行政とのやりとり…などを十分に行うことで学童保育は成り立っています。
そして、対外関係における学童保育の印象は、指導員のふるまい方と大きく関係しています。
指導員は、豊かな人間性と倫理観を備え、子どもにとって適切な養育環境が得られるよう支援することが求められています。
指導員は
学童保育の顔…
周りの人たちとの協力や連携があって、子どもたちが安心安全に過ごせる環境が整ってきます。
子どもたちが健やかに育つ豊かな環境は、このように指導員の準備と仕事によってつくられていく、守られていきます。
子どもと直接関わること以外の仕事もたくさんあり、すべてが大切ということでした。
そして⑦番目です。
⑦指導員同士が協力する仕事
学童保育の仕事は、指導員一人ではできません。
これら①〜⑥の仕事のすべては指導員の協力と連携が欠かせません。
ひとりでは無理…
指導員の連携
子どもたちとあそぶことも指導員同士の協力があって成立します。
例えば、40人子どもが通う学童で、3人指導員がいるとします。
指導員が3人が子どもたち3人とあそんでしまうと、残りの37人は見れなくなってしまいます。
うんうん
指導員同士の役割や連携方法を確認して、日々の保育に打ち込むことが必要となります。
また指導員一人ひとりの性格や個性も同じではありません。
子どもたちが一人ひとりみんな違うように指導員も当然みんな違います。
学童保育指導員は
特別に個性豊か…説
ロボットが保育しているのではないので、いろいろな考えや保育観の違いもあります。
でも、それらをプラスに活かすこともできます。
人間同士が関わり合う仕事であるからこそ、気づけることもたくさんあります。
人間ならではの感情の動きがあってこそ、子どもの気持ちに共感できたり、温かさや辛さも繊細に感じ取ることができます。
だからこそ、入念な打ち合わせが必要となり、指導員同士の連携が最重要となってきます。
ポイントは
子どもたちにとって、どうか…です。
指導員の思いを確認する中で
- この生活が子どもたちとってどうか…
- この私たちの思いが、この子にとってどうか…
という視点を持つことです。
その指導員同士の確認と連携がチームワークを育みます。
子どもを真ん中において指導員同士が協力することが、私たちの仕事であるということです。
指導員は一人ではできません。
豊かな学童保育は、指導員のチームワークによって守られていきます。
まとめ
①豊かな放課後を守る仕事
②たのしい生活をつくる仕事
③安心安全を守る仕事
④あそぶことが仕事
⑤保護者を支える仕事
⑥環境を整える仕事
⑦指導員同士が協力する仕事
という7つのポイントをご紹介しました。
どれもこれも重要な指導員の仕事となります。
指導員は毎日すごい仕事をしています。
これらの仕事をすべて完璧に行うことはむずかしいことです。
しかし、指導員の仕事は楽しいものです。
そして、これらの仕事を通して指導員自身が学べることは数多くあります。
それは、子どもたちに教えてもらうことばかりです。
子どもたちと関わることで指導員自身も成長できる…こんな楽しい職業は他にありますか?
そんな素敵な指導員に
私はなりたーい‼‼
学童保育はどんな仕事?
それは素敵なお仕事です。
最後までお付き合いいただきましたありがとうございます。
YouTuber
じゃあねー
YouTubeもよろしくねー
7月1日デビュー予定♬
https://www.youtube.com/channel/UCYF86H9gqWdnpQLdwgal0xw/featured