おっかえりー‼
学童系ラジオいおぴいまんでーす。
テキスト化だよ★
今回は「ようこそ、学童保育の世界へ」というテーマについてお話しさせていただきます。
このラジオは学童保育に携わる方ならもちろん、それ以外の方々にとっても楽しめる内容を意識してお話ししていきたいと思っています。
どうぞ最後までお付き合いください。
「ようこそ学童保育の世界へ」ということなんですが、これは新人指導員さんに対して「ようこそ」という意味です。
初めて学童保育で仕事をされる方が来て、その方がとっても驚かれたんです。
この学童という世界に飛び込んできて…
それがどういうことだったかと言うと初出勤の時に、「子どもたちとたくさん遊んでください」「まずは宿題を見て、おやつを食べたり、こんな生活なんですよ」「宿題が苦手な子たちもいるのでよく関わってみてください」という風に言っていたんです。
またその方は一度「くもん」あのプリントとかやる「公文」でお仕事を何年かされていたことがありました。
なので何か宿題を見るのは、ちょっと「得意です」みたいな形だったんです。
でその方が初めて出勤された時に子どもたちがランドセルを「バーっ」と降ろして宿題取り掛かるんですけれども一人の男の子が全然、宿題をやる雰囲気じゃなくってそこら辺に、ねっころ寝ころがったんです。
もう全然やる気ない状態…
でその方は、まあ公文で経験してるので、公文だったらもうみんなちゃんと座ってプリントやるのは当たり前。
だから、「どうして寝転んでいるんだろう…」と驚かれたんです。
それで、ちょっと一緒にやってみようかってその新人指導員さんが声かけたら「わからん知らん無理。わからん知らん無理」と言って、そればっかり連呼するみたいなんです。
それで挙句の果てに「お前は誰じゃ?」っていう風に、その男の子が新しいその先生に言ったんです。
もうほんとびっくりされたそうなんです。
みんな学童保育の中でも、そういった宿題とかは「きちんとしてるのかな」ってちょっと思っていたのかもしれませんが、ところがどっこいでした。
寝転がって、口に鉛筆を加えて、そんな態度の子がいたんです(笑)
まあ私たちは、日頃からそういう姿を見ていて、それを「よしっ◎全てOKだ」とは思ってはいないんですけれども、まあ帰ってきて疲れている状態はわかる。
1時間目から6時間目まで一生懸命学校で頑張ってきた後に帰ってきて、また宿題をしなくちゃいけないとなると、ちょっと始めるまでに時間がかかる。
そういうその子のことを私たちのような今までいる指導員はよく知ってるんです。
その子もそう言いながらも頑張ってやることまで、私たちは知ってるんです。
しかしその方にとってはホント衝撃だったみたいなんです。
「それがいい」とか「悪い」。とか「その子がねダメだ」とか「もっとこういう風にしなくちゃいけない」というような話ではありません。
学童保育って子どもたちがそういった心をリラックスできたりとか「ああ、疲れたんだ」とか言って心も体も休めるような場所であることが大切だと思うんですね。
宿題がもちろんできたらいいんですけれども、そこに至るまで時間がかかる子がいます。
パッと終わらして、他の遊びをしたい子がいたりします。
いろんな子たちがいる学童保育の世界に、よくぞ来ていただきました♡本当ありがとうございます。
それと同時に「本当びっくりされたでしょうね」という思いが、その新人の先生にこみ上げてきました…という話です。
その先生は、その後、結構長く務められたんです。
4~5年は勤めてくださって、子どもたちとよく、いい感じで関わってくださりました。
「学童の仕事なんて絶対無理…」
「子どもがそんな態度ばっかりだったらもうやっていけないわ…」みたいに思うこともあったのかもしれませんが、その先生はその後、「いい経験させてもらいました」という風に笑顔で言ってくださりました。
今でも、新しく指導員さんが学童に来てくれるたびに、私は初日の宿題中に度肝を抜かれたその先生のことを思い出すんです。
そういうところも学童保育であるんだ…というようなことも含めて今日はそんなお話をさせていただきました。
それではこれにて終了です。
こんな感じでまた学童保育の情報とかねいろいろ私の思いとか考えを勝手にまた色々とおしゃべりさせていただきたいと思っています。
今日はありがとうございました。
じゃあねバイバイ
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
じゃーねー