保護者との関係づくりってどうしたらいいの?
何かポイントとかあるの?
ポイントは
3つあるよ
今日は指導員の仕事内容⑤保護者との関係づくりについてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えしていきます。
この記事を読むことで保護者との関係づくりのポイントが理解できるようになります。
そうなることで、保護者と指導員の関係性がグングンとよくなり、学童保育所全体がミルミルと良い方向に向かっていくことになります。
今回は、保護者との関係づくりに欠かせないポイントを3つ用意しています。
どうぞ最後までお付き合いください。
指導員の仕事内容⑤とは?
指導員の仕事内容は大きく分けて3つあります。
- 子どもとの関わり
- 保護者との関わり
- 運営面のこと
です。
その中でも、「子どもとの関わり」が指導員の仕事の大部分をしめています。
子どもとの関係づくりは
仕事内容の基本であり中心…
→学童保育指導員の仕事内容①とは?【子どもとの関係づくり編】
→学童保育指導員の仕事内容②とは?【安心と安全の関係づくり編】
→学童保育指導員の仕事内容③とは?【トラブル解決も関係づくり編】
しかし、仕事内容の中でも保護者との関わりも極めて重要となります。
なぜなら、保護者なしでは、保育は語れないからです。
今回は、「保護者との関係づくり」にスポットを当てています。
保護者との関係づくりをうまくやっていくにはポイントが3つあります。
・子どもが落ち着いている学童…
・評判のいい学童…
などのナイスな学童は、みんなこのポイントを抑えています。
わくわく
保護者との関係づくり
保護者と関係をつくることは、私たちの仕事となります。
なぜなら、指導員が保護者を支援することは関係づくりと結びついているからです。
指導員は保護者を支援します。
そして、お互いが協力し合う中で共に子育てをしています。
保護者の
子育てパートナー
そして保護者と関係をつくるのに3つのポイントがあります。
ポイント①共通点は子ども
指導員が保護者と関係をつくるポイントはお互いの共通点を探すことです。
なぜなら、共通点はコミュニケーションをとる際に大きな効果を発揮するからです。
共通点は…
趣味?
出身地?
そしてその共通点は「子ども」です。
保護者と指導員は共に子育てをするパートナーです。
子どもを真ん中においた保護者との関わりをすることで、その関係は築き上げられてきます。
逆に言うと、子どものことを抜きにして、保護者と仲良しになったとしても指導員としての信頼や関係性は深まりません。
ドキッ
・野球好きの、野球の話…
・好きなアーティストのライブの話…
・おしゃれ、スイーツ、ペット、ドラマの話…
は盛り上がりますが、保護者とただの仲良しになることは私たちの仕事ではありません。
ズキッ
私たちは、「子どもにとってどうなのか?」という視点に立って保育をするプロです。
子どもが真ん中にいて、保護者と信頼関係が結ばれることに意味があります。
私たちが大切にする共通点は、あくまでも「子ども」です。
なぜなら、保護者が一番関心があることは「自分の子どもについての話」だからです。
そのために、指導員がどれだけ子どもたちのことをよく見て、よく関わり、よく知っているかが鍵を握ります。
→学童保育指導員が保護者と関わる上で大切にしたい2つのポイント‼
子どもについて話をするのに、指導員が子どものことをわかっていないようでは文字通り、話になりません。
そのために、保護者との関係づくりの前に、子どもとの関係をつくっておくことも大切です。
子どもとあそんで、子どもと保護者と関係をつくる…
これが私たち指導員の仕事内容となっています。
保護者と仲良し関係
保護者と関係をつくるきっかけとして、雑談が盛り上がることは賛成できます。
なぜなら、保護者と関係性を育む上で、共通の趣味や盛り上がる話を見つけておくことも、大切であるからです。
きっかけづくり
も大切…
また、保護者と指導員が仲良しになって、何でも相談し合える関係性になることは、子どものためにつながっている部分もあります。
話がしづらい関係であるよりか、仲良しの方が、子どもたちも安心する場合もあるかもしれません。
うんうん
しかし指導員として、すべての保護者と同じような仲良し関係になれるものでもありません。
一部の保護者としか関係ができないことに陥る危険性が潜んでいます。
あの人だけは
仲良し…
私たちは、すべての保護者とよい関係を築くことが求められています。
そして、「子どもについて」話をすることは、全保護者対象となります。
共通点は子ども…
指導員の努力次第ですべての保護者と子どもを真ん中に関係を紡ぐことは可能です。
雑談は
きっかけくらいが
ちょうどいい
ポイント②丁寧に詳しく伝える
保護者に子どものことをできるだけ丁寧に詳細に伝えることは、指導員の信頼につながります。
なぜなら
この先生はすごく丁寧に、子どものことを見てくれているわ
と保護者が感じることにつながるからです。
保護者は、子どもをよく見てくれる指導員に信頼を寄せます。
・小さなケガ
・ささいなトラブル
これらを丁寧に詳しく保護者に伝えます。
忘れ物はない?
大丈夫?
などの子どもへの配慮ある言葉がけを日常的に積み上げていくことも大切です。
つい見落としてしまいがちな、ちいさな出来事のひと場面などを詳細に保護者に伝えることがポイントとなります。
さらに、子どもたち一人ひとりの
・小さな心の動き
・背景にある思い
などの目に見えない部分に気づき、このことを保護者に伝えることで、効果は倍増します。
ポイント倍増
2倍…3倍
ポイントは小さな出来事です。
小さなことほど、丁寧に保護者に発信することが大切です。
なぜなら
こんなに小さなことを細かく丁寧に伝えてくれる先生なら、何かあったときも必ず対応して、見てくれるわ
と保護者に感じてもらえるからです。
蚊に刺されるレベルでも保護者に伝えることで、それが信頼感につながることもあります。
蚊のレベル…
それくらい大丈夫…
いいのよ
それくらい
うちは大丈夫…
気にしない家庭だから…
という家庭の保護者もいます。
しかし、指導員のスタンスとしては、どの家庭にも丁寧に詳細に伝えることが望まれます。
なぜなら、指導員は子どもたちのケアに差をつけて保育するわけではないからです。
気にする家庭かどうかを軸に保育をしているわけではないからです。
指導員は、どの子どもに対しても丁寧に関わるスタンスで保育をしています。
逆の例の方がわかりやすい…
子どもが蚊に刺された場合に、それを気にする家庭の保護者もいます。
気にする家庭の保護者がいいとか悪いとかの話ではありません。
あの人は、気にするタイプね
この人は、大丈夫よ
というように保護者の顔色を軸に保育することは、望ましくありません。
保護者によって、子どもの関わり方を変えるようであってはいけません。
なぜなら、丁寧に細かく、子どもたちを見る保育スタンスが問題を解決してくれるからです。
子どもたちをしっかり丁寧にみて、それを保護者に細かく伝えます。
それが、保育の質となり、保護者から信頼されることにつながります。
細かく丁寧に
子どもを見るのが
保育の質…
一人ひとりにあった保護者支援や個別対応は大切です。
特別な配慮が求められるケースも多々あります。
しかし、それと保護者の顔色を見て子どもの保育をすることは違います。
その2つを何となく一緒にしてしまわないように、注意する必要が指導員にあります。
なぜなら、
この家庭の子は
大丈夫…
という考えのもとに行う保育は、子どもの最善の利益になっているかが疑問となるからです。
「子どもにとって一番いいこと」を軸にした保育が私たちに求められています。
子どもの権利
ポイント③気持ちに寄り添う
保護者の気持ちに指導員が寄り添うことが、保護者との関係づくりとつながります。
なぜなら、保護者は理解してもらえることが何よりも嬉しいことだからです。
わかってくれる感♡
子どもとの関係づくりでも同じです。
→学童保育で大切にしたい子どもとの関わり方とは?ポイント6選‼︎
保護者に関しても、考え方は全く同じです。
心を寄せてもらい、気持ちを指導員に受け止めてもらうことで、保護者は安心できます。
わかってもらえた
聴いてもらえた
安心
うれしい
ありがとう♡
このように、保護者の声に耳を傾け、心に寄り添う支援が私たちに求められます。
なぜなら、保護者の思いや願いに共感することが、信頼関係を育むからです。
ポイントは
- 気持ちを理解すること
- 気持ちを理解しようとすること
です。
指導員は、保護者に何か的確なアドバイスをしたり、納得してもらえる話をする必要はありません。
保護者との関係づくりは、指導員が保護者の話を聴いて、気持ちを理解しようとすることからはじまります。
それがスタートで
それが全て…
子どもへの関わりと同じように、保護者の心に寄り添います。
それがパートナーとしての役割となります。
それで関係は築かれていきます。
共感できない時…
保護者の話や考えに共感できない内容もあります。
保護者の気持ちや考えを理解しようとする前提の上でも、指導員の意見を伝える必要がある場合もあります。
なぜなら、指導員はただのイエスマンである必要はないからです。
わかろうとするけど
伝えておきたい…
このときに大切なポイントは、一緒に子育てをしているという視点です。
保護者と指導員は子どもを真ん中において協力し合います。
共に子育てをしています。
だから、
一緒に考えていきましょう♡
という視点が大切となります。
従うのではなく、教えるのでもなく、共に協力することです。
上下関係ではなく
水平関係…
これも、指導員と子どもたちとの関係づくりと同じ考え方となります。
なぜなら、保護者と指導員の関係も共につくっていくものだからです。
一緒に考えることがポイントとなります。
共に育つ
学童保育は、共育の場所です。
子どもと保護者と指導員が共に育つ素敵な場所です。
保護者を理解しようとする前提の上で、指導員は保護者に思いを伝えます。
それは、共に子育てをしているパートナーとしての願いです。
一緒に考えていきましょう♡
というスタンスが何より大切です。
まとめ
保護者との関係づくりは大切な指導員の仕事内容となります。
なぜなら、保護者との関係が良好であれば、子どもとたちも安心できるからです。
そしてその関係づくりにはポイントが3つあります。
①共通点は子ども
保護者と指導員に共通している話題と言えば、子どもの話です。
保護者の子育てパートナーとして、指導員は子どもたちの様子を伝えます。
子どもの話を抜きにして、保護者と仲良しになる意味はありません。
グキッ…
しかし、保護者と関係をつくるきっかけとして、雑談を取り入れることは効果的となります。
②丁寧に細かく伝える
子どもの様子を事細かく丁寧に保護者に伝えることで、信頼関係を育むことにつながります。
なぜなら
こんなに丁寧に子どものことを見てくれる先生なら、
安心できる…相談しやすい♡
と保護者に好印象を持ってもらえるからです。
ポイントは小さな出来事や、子どもたちの細かい状況などを丁寧に保護者に伝えることです。
どんなタイプの保護者とも関係をつくるためには、どんな子どもにも真摯に丁寧に指導員が関わることが必要となります。
なぜならそれが保育の質の向上につながり、保護者の安心と信頼に結びつくからです。
ささいな配慮の積み重ね…
ポイント③保護者に寄り添う
保護者の気持ちに指導員が寄り添うことが、保護者との関係づくりとつながります。
なぜなら、保護者にとっては、気持ちに共感してもらえることが何より嬉しいことだからです。
わかってくれる
うれしい♡
そして、指導員は保護者の子育てパートナーとして果たす役割があります。
それが
一緒に考えていきましょう♡
というスタンスです。
保護者の心に寄り添い、子育てについて一緒に考えていくパートナーが指導員となります。
そして共に成長し、共に支え合う関係づくりを大切にしていきます。
なぜなら、学童保育は子どもと保護者と指導員が育つ場所だからです。
共に育つ、共育の場所…
私たちは、このように、保護者との関係づくりを大切に仕事をしています。
それは、とても幸せなことです。
保護者も指導員も関係性が深まることでウィン・ウィンになります。
どちらも
メリット
Win-Winな関係…
今日も子どもたちと目一杯あそんで、その内容を保護者と指導員で伝え合い、共に素敵な時間を共有していきましょう。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
じゃあねー