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学童期の子どもの成長に欠かせない「あそび」のスーパー効果とは?

子どもにとって

あそびって意味あるの?
どんな効果をもたらすの?

現役学童保育指導員のいおぴいまん

あそびにはすごーい効果があるよ

今日は、あそびのスーパー効果についてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えします。

この記事を読むことによって、子どもの成長に欠かせないあそびの効果を知ることができます。

そうなることで、あそびを肯定的に捉えあそびの力を信じる素敵な大人になることにつながります。

学童保育指導員はもちろん、子どもと関わるすべての方々におさえて頂きたい内容となっています。

どうぞ、最後までお付き合いください。

もくじ

そもそも「あそび」って?

遊びとは、人間が心を満足させるための行為です。

心を満足させることは人生の意味、幸せの意義にも繋がってきます。

なぜなら、私たちは心の満足を求めて生きているからです。

遊びとは

知能を有する動物が心を満足させることを主たる目的として行う行為

Wikipedia

とウィキペディアにも記載されています。

たしかに、あそぶと心が満足します。

子どもだけではなく、私たち大人もそうです。

休みの日は何をして過ごしますか?

満足を求める

ゲーム?
ショッピング?
おでかけ?
スポーツ?
引きこもる?
勉強?
お酒?

  • 趣味につかう時間
  • 自分のための時間

私たちは心の満足を求めて行動します。

休みの日や、自由に過ごせる時間はウキウキします。

心と体を踊りだします。

この時、私たちの心はあそんでいる状態と同じであると言えます。

もしも、仕事や育児などで忙しく過ごす中で、私たちのあそぶ時間がなくなるとどうなりますか?

不健康

ストレス激増
疲労困憊
欲求不満

想像するだけで、ぞーっとしてしまいます。

大人にとっても、遊びや余暇は必要なものと言えます。

気晴らしも大事…

結論、大人にもあそびは必要です。

子どもにとっての「あそび」

あそびは子どもの命です。

学童期の子どもにとって、あそびは人生そのものです。

あそび

いのち…
人生…

なぜなら、子どもは生きていること=「あそび」だからです。

子どもたちは何をして過ごしていますか?

  • 家にいるとき…(お手伝いよりもゲーム)
  • 学校にいるとき…(授業よりも消しゴムいじる)
  • 放課後…(宿題よりもあそぶ)

子どもたちは、「いつでも」「どこでも」空き時間を見つけてはあそんでいます

子どもも心を満たすためにあそびます。

しかし、それ以上に何か本能的に、子どもはあそんでいるようにも見えます。

今からあそぼう‼

と思っていなくてもいつの間にかあそんでいるほど、本能的にあそびに引き込まれます。

子どもの特徴

子どもはあそぶ生き物…

誰かに頼まれるわけでもなくあそんでいます。

子どもはすきさえあれば、あそんでいます。

いいえ、厳密にはすきひまもなくてもあそんでいます。

あそび

いのち…
人生…

名のないあそび

すきひまもなくても、子どもたちは自分の心を満足させるためにあそびます。

そこに、ジャンルや手段は選びません。

なぜなら、どんなことでも心を満たせれば、それは「あそび」となるからです。

自発的

子どもにとっては何でもあそび…

「ドッジボール、鬼ごっこ、工作、ままごと」のようなものばかりがあそびとは限りません。

名前のつけようのない「あそび」も心を満たすあそびとなります。

  • 消しゴムのカスを丸める。
  • 地面に絵をかく、砂をいじる。
  • ドブをのぞく、ドテを歩く。
  • 意味もなく棒を拾う。葉っぱを集める。
  • 地面のタイルの同じ模様ばかり踏んで歩く。
  • 車中のトンネルでは息をとめる。

これらは全部あそびです。

懐かしい

子ども時代…
なぜかみんなやっていた行動…これらは「あそび」

あそんでいるように見えなくても「あそび」です。

子どもは、「いつ」でも「どんなとき」でもあそんでいます。

無意識に心を満足させています。

あそびに見える「あそび」だけが、あそびではない…

本能のまま、体と心に従った結果、あそんでしまっているのが子どもです。

それが、子どもという「あそぶ生き物」です。

あそびは「生きること」であり、生きることは「あそび」です。

子どもは本能的にあそびを求めています。

赤ちゃんは泣くのが仕事…
子どもはあそぶのが仕事(人生)…

これらが、あそぶことが人生であり、あそぶことが命となる理由です。

「あそび」のスーパー効果は?

あそびにはスーパーウルトラ効果があります。

なぜなら、あそぶだけであらゆる力が培われるからです。

ポイント

あそぶだけで‼

とりあえず10個ご紹介します。

あそびの力10選

①生きる力、人間力が養える。

あそぶことで勝ち負けや人間関係を学べます。臨機応変さも身につき、思いやりの心が育ちます。

②心の安定、リラックス効果

楽しい、嬉しい、心地よいと感じます。あそぶことでストレスは発散され、心は癒されます。

③集中力、持続力の向上

時を忘れるほど熱中できます。まわりが見えなくなるほど没頭できるのもあそびならではです。

④社会性、協調力の強化

コミュニケーション力が向上します。仲間との調和やルールへの適合力は、あそぶことで磨かれます。

⑤知識力、学力の向上

あそびを通して歴史を学んだり、数学が得意になるケースもあります。あそびは頭を効果的に使います。

⑥体力、技術力がアップ

体を動かしてあそぶことで、運動神経がよくなります。ものづくりなどでは、丁寧さが身につき、手先も器用になります。

⑦達成感、幸福感の味わい

あそびきることで、やり遂げた快感、自信、充実感、満足感が得られます。

「あそんでよかったなー♪」という実感は、幸福の証です。

⑧想像力、思考力が培われる

工作、絵画などの独創力も、あそびから身につきます。工夫を凝らしたり、戦略を練る力も養えます。

⑨エネルギー充電

元気、勇気、やる気を蓄えられます。疲れたときこそ、あそぶことで心も体も充実できます。

⑩万能薬のような効果

心や体に不調があるとき、あそぶとその症状が治ってしまうこともあります。

あそぶことで、足りていない力を補うことができます。

他にも、あそびに秘められた効果は無数にあるかもしれません。

経験上

これでもほんの一部かも…

あそんだ経験

子どものころ、目一杯あそんで育ちました。

という人は、大人になってからも素敵な人間性や感性を身につけている場合がほとんどです。

なぜなら、子ども時代にあそんだ経験がその後の人生に大きな影響を与えることが多いと考えられるからです。

そしてそれらは、誰かに教わって得られる力ではなく、あそんだ体験からしか得られない貴重な力となる気がします。

根拠

私の経験上…
何となく…
でもきっとそう

あそびの力は無限です。

あそびのスーパー効果

勉強や習い事も大事…
けどあそぶことはもっと大事…

あそぶこと、あそぶだけで、人生として必要なすべての力が養われると言っても過言ではありません。

「あそび」の代わり…

あそびの力は「あそび」からしか得られません。

なぜなら、あそびにはありとあらゆる力が詰め込まれているからです。

断言

あそぶこと、あそぶだけで、人生として必要なすべての力が養われる

勉強や習い事は、あそびの代わりにはなりません。

あそびに代わるものはないということです。

このことは、放課後児童クラブ運営指針にも明記されています。

第2章4.児童期の遊びと発達

遊びは、自発的に行われるものであり、 子どもにとって認識や感情、 主体性等の諸能力が統合化される他に代えがたい不可欠な活動である。

放課後児童クラブ運営指針(厚生労働省)

とあります。

あそびは、他に代えがたい不可欠な活動とあります。

もうちょっとわかりやすく言うと…

あそび以外で、あそびに代わるものはないということです。

少しニュアンスを変えて言うと…

あそびの代わりは、あそびしか担えないという意味です。

すなわち

あそびしか、あそびの代わりはできません‼

結論

あそびの力は「あそび」からしか得られない‼

ということです。だから

あそぶ時間に代えて、ピアノを引いても、サッカーしても、習い事や他のことをして充実していても、「あそびの代わり」にはならない…

ということです。

あそび最強説

あそびは不可欠

そしてもうひとつ、あそびに関して大切な考え方があります。

あそぶ目的と意味…

子どもがあそぶことに目的や意味は必要ありません。

なぜなら、「あそび」はあそぶこと自体が目的となっている活動だからです。

理由

あそびはたのしい
それがあそぶ意味

それは、幼稚園や保育所でも大切にされている考えです。

保育所保育指針

遊びは、それ自体が目的となっている活動であり、遊びにおいては、何よりも「今」を十分に楽しむことが重要である。

厚生労働省

 幼稚園教育要領解説

遊びは遊ぶことが目的であり、人の役に立つ何らかの成果を生み出すことが目的ではない。

文部科学省

とあります。

子どもからすれば、あそぶ意味を考える必要はありません。

子どもはただあそべばいい

大人は意図的に子どもが遊べるように、あれやこれやと考えますが…

何よりも「今」を楽しんであそぶことが大切…ということです。

それでいい

あそびたいからあそぶ…

「たのしそう」だから「あそぶ」でいいのです。

あそぶことで得られる力は、結果として得られる力です。

何かの目的のために、あそぶ必要はありません。

本来あそびは、主体的、自発的に行われるべきものです。

無理矢理

あそびなさい‼

と子どもに伝えるものではありません。

本来の意味から考えると

・子どもが自らあそびたいと思えるように、導くこと

・子どもが自主的にあそべるように、働きかけること

が必要です。

自発的

おもしろそう
あそびたい♡

と思えるきっかけを見つけたり

主体的

やってみたい
わくわくする

感じる仕掛けをつくる工夫私たち指導者に求められる技術と言えます。

学童保育では、そのことを指導と呼んでいます。

おとうさん、おかあさん、まわりの大人たちは

笑顔

あそぶのいいね♬

と笑顔で言って頂けたら100点満点です。

あそぶことは子どものタメ♪
あそばないと子どもはダメ

まとめ

あそびとは心を満足させるものです。

なぜなら、子どもにとってあそぶことは、生きることだからです。

子どもは、本能的にあそびます。

心と体が「あそび」を必要としています。

あそびたい…
うずうず♬

そして、あそびにはスーパーウルトラ効果があります。

子どもは、あそぶだけで、人生として必要なすべての力が養われます。

また、あそびの力は、あそびからしか得られません。

他に代えがたい不可欠な活動です。

また、あそびは、あそぶこと自体が目的となっているので、何かの成果を生み出すことが目的ではありません。

それでいい

「たのしい」から「あそぶ」

子どものころ、全力で走りまわり、全力であそんだ日のことを覚えていますか?

その経験は、あなたの心と体の中で、血となり骨となり、あなたの魂を成長させる土台となっていることでしょう。

他に代えがたい不可欠な活動は、あなたに生きるチカラを授けました。

それは、愛や勇気、幸せになるのことです。

それらは、「あそび」からしか養えないです。

あそびの力は無限です

どうか、お願いがあります。

「あそび」「あそぶこと」が大好きな、素敵な大人になってください。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

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じゃーねー

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