2年生女子のYちゃんが机に顔を伏せて泣いています。
やりたいあそびが友だちとの間でうまく一致できず、それが悲しくて泣いていました。
その前にYちゃんの友だちが怒っている様子に私は気づいていたので、「もしかしたらYちゃんとその子がケンカでもしたのかな」と予測できました。
ちょうどそのとき、うれしい声が聞こえてきました。
4年生のHちゃんの言葉です。
「Yちゃんが泣いてるよ…私がYちゃんに理由きいてあげよか?」
ちょうど、おやつの準備をはじめるタイミングであったこともあり、泣いている状況もある程度想像できたので、私は4年生のHちゃんにその場を任せることにしました。
「ありがとう、たすかるわー」
その後、おやつの準備しているときに、今度は1年生の女の子が私に話しかけてきました。
「机のところでYちゃんが泣いてるよ…」
私がその場所をみると、しっかりと隣にHちゃんが寄り添い、泣いているYちゃんをなぐさめている様子が伺えました。
「うん、知ってる。任せといて⤴」
私は一年生の女の子に、Hちゃんにその場を任せておけば大丈夫だよ…という意味を伝えるために「任せといて」と言いました。
この話のオチはここからです。
一年生のその子は「任せといて」という私の言葉を「泣かせといて‼」と聞き間違えていたのです。
一年生のその子は「泣いている子がいるのに、そのまま泣かせておけばいい」と思っている先生に失望したみたいです笑
「泣かせるの⁈」
その後、高学年の子や他の指導員にも私が「泣かせといて」と言ったからヒドい…と一年生の女の子は言いふらしたみたいです笑
おやつの準備が整いました。私は何の疑いも持つこともなく、いつもどおり、子どもたちの前に堂々と立ち、「今から、いただきますをするよー」と声をかけました。
その時なぜか、子どもたちが私を見る目が冷ややかであるように感じました笑
「泣いている子がいるのに、そのまま泣かせておけばいい」と言っている心無い先生に対する冷ややかな視線です。
私がこの「聞き間違い」事件に気づいたのは、おやつの時間のあとでした。
高学年から…
他の指導員から…
じわじわと私に伝わりました笑
その後、一年生女子に誤解をとき、Hちゃんに感謝を伝え、Yちゃんが大丈夫であるかをしっかりと確認しました。
Hちゃんと一年生女子の友だちに対するやさしさ、あたたかさがいっぱいに詰まった学童保育の日常の1ページを読者のみなさんと共有したいと思い、ブログにつづりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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